タメになる面白情報

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2011-09-18 コンテンツの2次利用 ~テレビアニメ化①~

コンテンツの2次利用の肝となる、テレビアニメ化について原作のあり・なしの統計を取ってみました。

アニメ化するということは、コンテンツのクロスメディアが加速し、価値が増大する可能性があります。
また海外からのコンテンツ許諾の問い合わせもアニメ化されたものが多いのが実状です。
マンガが原作であっても、アニメの方が海外では有名なのです。
むしろ、マンガの存在すら、知らない可能性があります。

しかし、なぜこのサイトで、そんな重要なことをお披露目しなかったんでしょうか・・・。

ひと言でアニメといっても、統計を取るにあたって、いろいろな方法でアニメ化されてしまっていたのを整理するのに時間がかかりました(と言い訳)。

さて、本題に。
このサイトでは、新作アニメの番組数をピックアップしていますが、以下のアニメを対象外としています。

1)コンテンツ流通の異なる、劇場版アニメ、WEBアニメ配信、モバイル配信、OVA
2)テレビアニメの中でも、ご長寿アニメ、スペシャルアニメ特番、ミニコーナーアニメ
3)特撮、実写

※劇場版アニメは別の機会でまとめる予定です。

尚、連続テレビアニメのシリーズでシーズン変化があるものはカウントしています。
例えば、セカンドシーズンやサブタイトルが付いているものなどです。
 

2006年1月~2010年12月新作アニメ番組数 (単位:番組数)

 

調査対象 
アニメ番組数

原作あり 
アニメ番組数
オリジナル
アニメ番組数
2006.1~2006.12 161 123 38
2007.1~2007.12 133 103 30
2008.1~2008.12 133 113 20
2009.1~2009.12 134 116 18
2010.1~2010.12 100 87 13
661 542 119

anime1
 

テレビアニメは82%の番組が何らかの原作を利用し、製作されていることがわかりました。
一方、オリジナルアニメはアニメ番組全体の約2割弱しかないないということです。
それから、オリジナルアニメには、SFアニメなどの大型企画か、またはBS・CS放送向けのライトアニメの傾向がありました。

さて、テレビアニメの原作として何が利用されているのでしょうか?
原作があるテレビアニメの番組だけを抽出して、原作の傾向を分析してみました。

2006年1月~2010年12月 原作のあるアニメの分類 推移 (単位:番組数)

  原作あり
アニメ
番組数  
 マンガ  小説・ 
ノベル  
 ゲーム  キャラクター   その他 
2006.1~2006.12 123 59 18 29 9 8
2007.1~2007.12 103 56 16 22 4 5
2008.1~2008.12 113 58 25 20 3 7
2009.1~2009.12 116 55 28 15 6 12
2010.1~2010.12 87 45 18 12 5 7
542 273 105 98 27 39

※小説・ノベルには小説・ライトノベル・絵本を含みます。
※ゲームにはコンシュマーゲーム、PCゲーム、オンラインゲーム、パチンコを含みます。
※その他にはWebアニメ、ネットノベル、ブログ、読者投稿企画などを含みます。

anime2
 

やはりマンガが断トツトップです。

えっ、マンガが思ったより少ない?
そう思われる方・・・
マンガからアニメ化されたものは、テレビでのスペシャル番組やOVA、また、劇場版アニメなど、さらにそのDVDやブルーレイ版と、実際のテレビ露出に加え、その他のメディアでの露出も多いのです。

テレビアニメの半分がマンガで、小説・ノベル、ゲームの順でほとんどを占めています。
そして、小説・ノベルといっても、ライトノベルが主流です。
また、ゲームは王道ではない、同人や恋愛ゲームといったPCゲームが原作となったアニメなどもかなりあります。

次は時系列に見た場合です。

anime3

マンガと小説・ノベルが2006年以降は7割を占め、マンガと小説・ノベルでの利用が安定しています。
意外だったのは、ゲームのアニメ化が減っていることです。
昔の方が多かったとは。

統計を出してみないとわからないことがありますね。

そして、一番重要なこと。
世界に誇るアニメの番組数が減っていることです。
中国が経済力を誇り、韓国が韓流コンテンツを誇り、日本のお家芸どうする?!

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